2025.04.17高速で飛行する「ドローン」最高速度100km/h 災害時に鉄道の設備など確認への活用に検討【新潟】
VTOL型と呼ばれるドローン
災害が発生した時に鉄道の設備などを確認するため、高速で飛行するドローンの活用が検討されています。
JR東日本など3社が実証実験で使用したのは、VTOL型と呼ばれるドローン。最高速度は100km/hに達します。災害が起きた時、鉄道の設備や線路脇に積もった雪などを効率よく確認するため導入が検討されています。
17日は、雪崩が発生しやすいJR只見線の上条駅から大白川駅の約10kmを20分ほどで往復し、カメラで撮影した映像を担当者が確認しました。
■JR東日本新潟土木設備技術センター 明見正雄さん
「今後もVTOL型ドローンを活用して他線区での実装に向けた取り組みと、DXの取り組みとしてメンテナンスの効率化や働き方改革に取り組んでいきたい。」
JR東日本新潟支社は、2025年度中の実用化に向け実証実験を続ける予定です。