北朝鮮による拉致被害者の家族会が26日、被害者の一括帰国を求めて東京都内で署名活動を行いました。

拉致被害者の家族会のメンバーらは、東京・銀座の街頭で拉致被害者の親の世代の家族が存命のうちに、すべての拉致被害者が一括して帰国できるよう求める署名活動を行いました。政府が認定する未帰国の拉致被害者の家族のうち、親世代で健在なのは横田めぐみさんの母・早紀江さん1人となっています。

■横田めぐみさんの弟・横田拓也さん
「母(早紀江さん)が元気なうちに、めぐみをはじめ すべての被害者とこの日本の地で再会できるように、私たちができることを改めてする。世論の皆さんに訴えることが大事だと改めて思い、今日こうした署名活動、街頭活動を行いました。」

家族会が街頭で署名活動を行うのは、12年ぶりです。