2025.04.30「暫定税率廃止」で県の減収分は123億円に 知事「国において検討し考えてほしい」【新潟】
花角知事「国において検討し考えてほしい」
ガソリン税の上乗せ分にあたる「暫定税率」の廃止をめぐり、花角知事は廃止された場合の県の減収分が123億円に上ることを明らかにしました。
暫定税率は、一部が地方税として地方自治体に分配されています。花角知事は今日の会見で廃止をめぐる議論について、「ガソリン価格が下がれば県民の負担軽減となり期待する人もいると思う」と述べたうえで、県財政への影響について懸念を示しました。
■花角英世知事
「税収は政府の試算でも新潟県で123億円ぐらい(減収)ということなので、これはとても飲み込める金額ではありません。この減収分をどういう形で埋め合わせていくのか、それを同時に国において検討し、考えていただきたい。」
知事はこのようにくぎを刺し、地方財政に影響が出ないよう国に対応を求めました。