2026.08.07被害者親族が語る悲痛・・・〝責任の重み〟危険運転致傷の罪に問われた男 初公判【新潟】
被害者親族が語る悲痛と裁判への思い
2025年、赤信号を無視して車と衝突し、歩行者などに大ケガを負わせる事故を起こして危険運転致傷の罪に問われている男の初公判が開かれました。被害者の親族がUXの取材に応じ、「同様の被害を防ぎたい」と悲痛な思いを語りました。
■庭山陽平記者
「助手席側が大破してます。柵にぶつかったのでしょうか。」
起訴状などによりますと、被告は2025年4月30日に新潟市東区逢谷内で車を運転中、赤信号を無視して交差点に進入。右折してきた車と衝突し、歩行者の70代女性をはねるなど2人に大ケガを負わせた危険運転致傷の罪に問われています。
7日、新潟地裁で初公判が開かれ、被告は「間違いありません」と述べ起訴内容を認めました。検察は、制限速度を認識しながらそれを大幅に超える時速約100km/hで進入したと主張。被告は事故の原因について「予定が詰まっていて帰りを急ぎ、冷静な判断ができなかった」と述べました。
この事故で被害にあった70代女性の親族が、4日にUXのインタビューに応じました。
■被害者の親族
「自立した生活から急に本当に一変してしまって、もう自分のことも何もできない。ベッドからももう身動きできないという状態になってしまった。」
親族が抱くのは、危険運転『致死』と『致傷』のはざまにある〝責任の重み〟です。
法務省によると、危険運転致死で懲役・禁錮刑の判決だった場合、実刑が言い渡された割合は94.4%。一方で、危険運転致傷のケースでは実刑となったのは8.5%で、9割以上が執行猶予付きの判決でした。(出典:令和7年版犯罪白書)
■被害者の親族
「自らの意思で危険な運転を選択した結果として、重大な被害が生じるというのが危険運転というくくりだと思います。危険運転には、それに見合った厳しい責任が問われなければならないと思います。」
次回の公判は、9月8日に開かれる予定です。