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2025.04.16【特集|ファン集結でまちおこし】全国から“ももクロ”ファン集結!熱狂の新発田市に密着【新潟】

【特集|ファン集結でまちおこし】全国から“ももクロ”ファン集結!熱狂の新発田市に密着【新潟】
新発田市で開催「ももクロ春の一大事2025」
先週末、人気アイドルグループ『ももいろクローバーZ』のライブイベントで盛り上がりを見せた新発田市。全国から多くのファンが集まり、街が活気にあふれた“熱狂の1日”に密着しました。

先週の12日(土)。新発田市の五十公野公園には、ももクロのファン“モノノフ”たちの姿がありました。その数、1万2000人以上。

「今回やってきました、ももクロ春の一大事2025ようこそ!」

4人組のアイドルグループ『ももいろクローバーZ』が、自治体と連携して行うイベント『ももクロ 春の一大事』。2017年から始まり、今年の開催地に新発田市が選ばれました。

その取り組みは、ライブだけにとどまりません。メンバーが事前に新発田市を訪れ、観光スポットや食の魅力を発信。

■ももいろクローバーZ 佐々木彩夏さん
「今回のライブを通して、新発田の魅力を皆さんにたくさん新発見していただきたいなと。」

2024年の開催地・京都府亀岡市で算出された経済効果は、8億円以上。今回もメンバーが訪れた場所をファンが巡る〝聖地巡礼〟など、にぎわいづくりが期待されます。

■新発田市 二階堂馨市長
「数ある全国の都市の中から新発田を選んでいただいて、びっくり、すごい反響。」

■ももいろクローバーZ 百田夏菜子さん
「地元の方の応募がたくさんあると聞いていて、初めて見てくださる方も多いと思うので、頑張って盛り上げていけたらいいなと思っています。新発田市に〝一大事〟を起こせたらいいなと思っています。」


迎えた、イベント当日。
JR新発田駅に到着したのは、ももいろの臨時列車・特急「ももクロ春一新発田1号」。降りてきたのは、メンバーカラーの服を着たももクロファン“モノノフ”の皆さんです。

■東京から
「電車も、ももクロも好きで、臨時列車に絶対乗るしかないと思いました。」
■名古屋から
「日本酒が好きで、ライブの後のお酒が楽しみです。」
■千葉から
「いい大人なんで、休んでくるのも大変。ライブのために仕事を頑張って来ています。」

全国各地からファンが集まり、駅構内は混雑しました。

■同じ時間帯に在来線に乗車した新潟市民
「こんなことないですよ、びっくりしました。電車を間違えたかと思った。新発田も元気になるんじゃないですかね。」

迎える新発田市も、ラッピングバスを走らせるなど〝ももいろ一色〟に!
創業230年の酒蔵『王紋酒造』は、コラボ商品を開発。丸瓶の日本酒とポーチのセットを販売しました。

■王紋酒造 大野千紗都さん
「丸瓶で推しカラーのポーチも用意しているので、新発田の街を一緒につけて歩いてほしい。」

ライブの前に、酒蔵を訪れるファンの姿が-

■長野から
「人があたたかくて『楽しんでください』と言われた。」
■長野から
「コメや酒や魚。長野は海なし県なので、海の幸を楽しみたい。」

用意した日本酒のコラボ商品も完売しました。

■王紋酒造 杉田昭彦社長
「普段の10倍以上のお客様にご来店いただいている。本日、昨日の分の大入り袋を従業員に配った。」


こちらの菓子店が売り出したのは、ももクロのメンバーカラーをイメージした“葛アイス”。
ピンクはリンゴ、赤はイチゴ、黄色はパイン、紫はブドウと4つの味を楽しめる欲張りなアイスで、約300本売れたそうです。

■東京から
「色とりどりで色々な味が楽しめておいしい。新発田の観光地を回れたらいい。」
■東京から
「今日のうちに観光しておこうと、新発田城も行こうと思う。」

■新柳本店 渡辺元章専務
「みなさん新発田市を回っているみたいで、新発田市にとってもいい。(Q.ご主人もファン?)ファンなんですよね。行きたくてしょうがなかったが、菓子を作る方に専念する。」

ライブ会場の五十公野公園にも、続々とモノノフたちが集結。
新潟が誇る米菓と、コラボした商品も-

■群馬から
「いつも食べているので、新しい味食べてみたいな。」
「(ももクロは)見ているだけで笑顔になれる存在です。」
■新発田市民
「(Q.好きなメンバーは?)しおりんです。たのしみです。」
「感動です。ずっと推していたのでうれしい。」
「(五十公野公園は)地元の遊んでいた公園だったんで、ここにまさかこんなに人が来てくれるとは思ってなかったので、びっくり。」


ももいろの桜が見ごろを迎えるタイミングで『ももクロ 春の一大事』開演です。

「みなさーん!もりあがってますかー!」

■ももいろクローバーZ 佐々木彩夏さん
「新発田市の桜の名所・加治川堤の桜が植樹されてから、今年で100年の記念すべき年。」

桜をイメージした衣装でのパフォーマンス。
約3時間で21曲を歌い上げ、会場は熱気に包まれました。

■ももいろクローバーZ 玉井詩織さん
「春の一大事で来てくれた方は、ライブじゃないタイミングで訪れる方もいる。(春の一大事は)みなさんにとって、新しい出会いのきっかけになるライブ。」

■兵庫から
「ハートつくろうって言ったら、ハートつくってくれたりしてうれしかった。」
■三条市から
「やっぱり目の前に来たのでずっと手を振っていて、念願のライブだったのでよかったです。」
■東京から
「(今回のイベント)『春一』の魅力は、地域の方と一緒にライブの日の前からみんなで一緒につくっている、この感じが本当にあたたかくて。」
「あとは、今からおいしいものとお酒をいただいてまいります。」
「新発田サイコー!」

街全体が『ももクロ』に染まった〝熱狂の日〟。それぞれの記憶に刻まれる1日となりました。

2日目は、注意報が発表されるほどの強風のためライブは中止に。14日(月)は、新発田市役所で2日目に販売予定だった商品を販売したところ、多くの“モノノフ”たちが来られたそうです。

こうしたライブだけではなく、イベントを通してのあたたかいつながりが町おこしにもなりそうです。
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