長岡市山古志地区では5月4日の『牛の角突き』初場所を前に、プレイベントが開かれました。

山古志闘牛場で開かれた『牛の角突き』のプレイベント。時折雨が降り肌寒さを感じる中、約120人が来場しました。プレイベントは、2004年の中越地震の際に被災地を訪れたいまの上皇ご夫妻への感謝を込めて2019年から始まりました。

会場では、餅つきや牛とのふれあいのほか、実際に闘牛同士の取り組みを3組披露。29日は本番と違い綱を付けたままの対戦でしたが、訪れた人は迫力ある取り組みを楽しみました。

■東京から
「思った以上に迫力がすごくて楽しかった。」
■栃木から
「5月4日の初場所にも来ようと思っている。牛がこんなにかわいいと思っていなくて好き。」

主催する山古志闘牛会の松井富栄会長も、今シーズンの開幕を前に決意を新たにしています。

■山古志闘牛会 松井富栄会長
「去年が中越地震から20年で、いろいろな方から協力してくれているので、この地域の力になれる『牛の角突き』をしていきたい。」

山古志の『牛の角突き』は、5月4日に初場所を迎えます。