2025.04.30「給食のごはんに金属片」児童が気付く 給食センターで使用の炊飯釜の一部か ケガなど報告なし【新潟】
【資料】新潟市役所
28日、新潟市の小学校の給食で提供されたごはんに、約5mmの金属片が混入していたことがわかりました。ごはんを食べた児童もいましたが、ケガなどの報告はありません。
新潟市教育委員会によりますと、28日正午すぎ、新潟市立亀田西小学校(新潟市江南区)で5年生の児童が給食で提供されたごはんの中に、約5mmの細長い異物が混入しているのを見つけました。異物は金属が削られたような破片で、児童から報告を受けた担任はごはんを食べないよう学級内に指示しました。見つけた児童はごはんを食べておらず、また他の児童にもケガはありません。
給食は、新潟市亀田学校給食センター(同区)で調理されたもので、亀田西小学校以外の3校にも提供され、食べ終わった学校もありましたがいずれの学校でも異物は見つかっていません。
原因を調べたところ、金属片は給食センターで使用している炊飯釜から出た可能性が高いということです。市教育委員会は、再発防止策として給食センターのすべての炊飯釜について、剥離や劣化がないか点検を実施しました。また、これ以外の調理器具も使用前と使用後に確認を徹底するとしています。