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2026.04.14【特集|県知事選挙】告示まで1カ月:3人が名乗りを上げる 知事選の構図は【新潟】

【特集|県知事選挙】告示まで1カ月:3人が名乗りを上げる 知事選の構図は【新潟】
5月14日の告示までちょうど1カ月
県知事選挙は、5月14日の告示までちょうど1カ月となりました。現在のところ、3期目を目指す現職と新人2人が名乗りを上げています。立候補を予定する3人の顔ぶれと、それぞれを支援する体制を見ていきます。


―――<現職・花角英世氏(67)>
4月7日、新潟市中央区に選挙事務所を開設した現職の花角英世さん。

■現職・花角英世氏
「初心に立ち返って、あらためて住んでよし訪れてよしの新潟県を目指したい。」

2018年の知事選で初当選すると、一騎打ちとなった前回は約50万票差をつけて勝利。今回、出馬を表明した際には2期8年を振り返り「苗を植えてそれなりに実ったものもある」と強調した一方で、「まだやれていないこともある」としていました。

■現職・花角英世氏
「自分のやってきたことを評価していただけるかどうか、これからやろうとする目指す方向が理解していただけるかどうかを県民に問うということに尽きる。」

出馬表明以降、自民党県議の集会や自身の県政報告会などで支持拡大を図っています。8日、政治資金パーティーには約500人が出席。地元経済界からも強い後押しを受けます。

■県商工会議所連合会 廣田幹人会頭
「県政の前進に向けた取り組みが着実に進められてきたと感じている。花角知事の県政運営に今後ますますのご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げる。」

政党は、自民・公明・国民民主・維新が花角さんへの支持を表明。

■自民党県連 岩村良一幹事長
「3月中に令和8年度予算も示され、中長期的な中身等も示されましたので、気を引き締めて自民党県連として戦い抜いていく。」

ただ、国民民主党を支援する連合新潟は、別の立候補予定者の推薦を決定しています。

■国民民主党県連 上杉知之代表
「2期8年間の実績をしっかりと評価した中で引き続き支えていく。現職支持の決定の際には連合にも話は通してあるので、またそれぞれでということになると思う。」

公明党県本部は、2月の衆院選で立憲民主党とともに中道候補を支援しましたが、知事選では自民党とも連携し花角さんの支援に回ります。

■公明党県本部 市村浩二代表
「首長選といわゆる議会選挙、国政との兼ね合いでございますので、我々は地方のほうで花角知事の県政運営これを党として評価した。」

花角さんは、やらなければいけないこととして『自然災害への対応』『県民の健康』『地域経済活性化』の3つを掲げました。

■現職・花角英世氏
「皆さんの協力もいただきながら、最大限前に進むように努力をしてまいりたいと思っております。次のかじ取りを引き続きお任せいただきたい。」


―――<県議(立憲民主党所属) 土田竜吾氏(37)>
今回、初めて名乗りを上げたのが立憲民主党県連所属の土田竜吾さん。14日、県連の事務所で選挙に向けた準備を進めていました。

■県議(立憲民主党所属) 土田竜吾氏
「本当に短期決戦ということで、もう色々とやること・やらなければいけないことは詰まっているんですけれども、ひとつひとつ着実にやって決戦に向けて準備を進めていきたいと思っております。」

2023年の県議選で当選し、現在県議1期目。37歳という若さを強調しました。

■県議(立憲民主党所属) 土田竜吾氏
「若い感性・新しい力で、この新潟県を輝く素晴らしい新潟県に導けるよう全力を尽くしてまいりたいと思っている。」

さっそく支援体制の構築が始まりました。4年前の知事選で花角さんを支援した連合新潟は今回、出馬表明をしたその日に土田さんへの推薦を決定。

■連合新潟 小林俊夫会長
「推薦をしているともに活動してきた県議が今回の決断をしたということについていえば、しっかりと支援をしていくべきではないかと。」

その連合の呼びかけで、立憲・社民・中道が集まった4者協議。4者が中心となって支援を広げる方向性を確認するも、具体的な総合選対など体制の決定には至りませんでした。

■立憲民主党 森ゆうこ参院議員
「どうやったら幅広く支援の体制が築けるか、ここが一番重要なところ。」

土田さんは今回 党の公認候補ではなく、無所属での出馬を予定。立憲民主党県連は11日の常任幹事会で、土田さんの『支持』を決定しました。

■立憲民主党県連 大渕健代表代行
「(土田県議が)広範な県民の支持をという考えも意見交換をしたりする中で承知をして、私たちも『支持』とした。表現がそうなっていますが、これはもう全力で応援していくということです。」

一方、共産党は『自主支援』を決定。野党共闘で選挙を戦った歴史もある中、今回は水面下で土田さんを支援することになります。

■共産党県委員会 樋渡士自夫委員長
「今回は自主支援だから組織としてまず支援するということです。候補者にあまり縛りをかけないそういうふうな対応をすることにした。」

14日時点でまだ総合選対本部は立ち上がっておらず。関係者は「やるべきことが遅れている」と話します。

■県議(立憲民主党所属) 土田竜吾氏
「(時間が)ないと言えばないんですけれども、(時間が)ない中でもしっかりと地域の皆さんにしっかりと訴えていけるものと、地域の皆さんからの声をしっかりと吸収しながら決戦に向けての準備をしていかなければいけないなというところでございます。」

柏崎刈羽原発の再稼働判断のプロセスや原発の安全対策などについて現職との違いを訴え、争点化していきたい考えです。

課題は『知名度』。県内の様々な団体などを回り、支援を訴えていく構えです。

■県議(立憲民主党所属) 土田竜吾氏
「連休もありますけれども、しっかり全県を自分の足で回って、そういった不安を払拭(ふっしょく)できるように頑張りたいと思っています。」


―――<元五泉市議 安中聡氏(48)>
4月13日、新発田市内で事務所開きを行ったのは、元五泉市議で自営業の安中聡さん。

■元五泉市議 安中聡氏
「今回お金のない選挙ということは公言しておりますので、少しでも手伝ってもらえる方 そういった方はやはり声をおかけして協力を募っていきたいと考えている。」

安中さんは、前々回(2018年)の知事選に出馬するも落選。2回目の立候補となる今回は、『原発の廃止』を明確に掲げています。

■元五泉市議 安中聡氏
「安心して生活して老後を過ごし亡くなるまで新潟県よかったねと言ってもらえる、そんな新潟県を実現したいその思いで、原発反対・廃止その争点でしっかりと声を上げて県民の皆様の支援をいただいてまいりたい。」

原発については、住民投票条例の制定も掲げる安中さん。一方で、出馬会見では原発に関するスタンス次第では候補一本化の話し合いに応じる可能性も口にしていました。

■元五泉市議 安中聡氏
「私の思いとしては、原発が廃止の方向に向かえば結局 新潟県のためになるとは思いますから、そういう方向で調整できるのであれば当然話し合いには応じますし、当然私が下がることもあり得るとは思います。」

9日には共産党県委員会に安中さん自身が出向き、原発の廃止の考えを伝え候補一本化の可能性も含め交渉を行いました。

■共産党県委員会 樋渡士自夫委員長
「安中さんは8年ぶりの立候補ですね。」

しかし、共産党は土田さんを『自主支援』とすることを決定していて、話し合いは不調に終わりました。

■元五泉市議 安中聡氏
「なかなか厳しい結果かなと。話し合いとしては。」

他の野党とは具体的な交渉の進展はなく、14日、一本化せず自ら立つことを正式発表しました。

■元五泉市議 安中聡氏
「原発反対・原発廃止これをしっかり掲げる候補として、県民の受け皿になるべく立たせていただく。」

その上で、他の2人に先駆けて公約を発表。『公正、公平な社会の実現』や『地域医療の維持』も掲げましたが、一番は『原発の廃止』と『県民投票条例の制定』だと意気込みます。

■元五泉市議 安中聡氏
「県民の声を聞かなきゃだめなんだという土壌づくりも並行してやらなくてはいけない。(原発の)廃止、その前の停止に向けて具体的なことは今の段階で言えないかもしれないがやっていきたい。」

大きな組織の支援がない戦いですが、SNSを活用して支持拡大を図る考えです。

■元五泉市議 安中聡氏
「安中という人間がどういう人間なのか、どういう考えで原発廃止を訴えているのか興味を持ってもらって、動画を見てもらってそれで主張を聞いてもらう。協力したいという声で投票行動に結びつけていきたい。」


向こう4年間の『新潟のかじ取り』を誰に任せるのかを決める選挙。1カ月後の告示に向けて、戦いの準備は始まっています。
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