2025.04.21【糸魚川市長選】自民は課題残す…元教員・久保田郁夫氏が初当選【新潟】
元教員・久保田郁夫氏が初当選
任期満了に伴う糸魚川市長選挙が20日に投開票され、新人で元教員の久保田郁夫さんが初当選を果たしました。
新人3人が立候補した糸魚川市長選。久保田さんは県立海洋高校の校長などを歴任し、前回の市長選では敗北。今回「市民党」を掲げ、人口減少対策などを訴えて初当選を果たしました。
一方、米田市長の後継候補として挑んだ前市議の横山人見さんは、自民党の地元3支部から推薦を得るなどして戦いましたが、約350票及びませんでした。「保守地盤」と言われる糸魚川での敗北。自民党にとっては、2カ月後に迫る参院選に向け課題を残しました。
当選した久保田さんは21日午後、市役所で当選証書を受けとり意気込みを語りました。
■糸魚川市長選挙に初当選 久保田郁夫氏
「10年後に糸魚川市がどう縮まり、縮まりながらも充実させる糸魚川市づくり。県や国とのパイプづくりもする。そのために、交渉できる力をつけたい。」
その上で、医療・子育て・経済を3本柱にして取り組みたいと述べています。