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2025.05.06〝逆走注意〟東北道で死亡事故の「平面Y型」県内にも同じ構造のIC【新潟】

〝逆走注意〟東北道で死亡事故の「平面Y型」県内にも同じ構造のIC【新潟】
「平面Y型インターチェンジ」は県内にも
高速道路の事故で大きな被害となるのが『逆走』です。4月、東北道で逆走による死亡事故が発生しましたが、その原因とみられるICの構造が県内にもあり警察が注意を呼びかけています。

4月26日、栃木県の東北道上り線で起きた逆走による事故。逆走した車と正面衝突された車の運転手が死亡しました。逆走が始まったとみられる黒磯板室ICと、同じ構造のICが県内にもありました。

■庭山陽平記者
「これですね、高速の出口と入口が平面で交差する構造になっています。料金所を通過した後で信号にかかる形になるんですね。この信号を左折してしまうと、高速を逆走してしまう形になります。」

上越市の北陸道『名立谷浜IC』。
富山方面に向かう道と、高速道路から降りて料金所に向かう道が交差しています。これは〝平面Y型〟と呼ばれるICの構造で、高速道路の本線から降りる道と本線に合流する道が〝Y字〟に同じ高さで交差します。東北道で事故を起こした車は、この構造のICで反対方向に曲がったため、逆走したとみられています。

さらに、隣の『能生IC』でも-

■庭山陽平記者
「こちらもですね。高速出口の車線が交差する形。ポールと矢印看板はありますが、左折すれば簡単に逆走できてしまう形にはなります。」

このほか、上信越道の『中郷IC』と『妙高高原IC』でも同じ構造を確認できました。
逆走についてドライバーに聞くとー

■小千谷市から
「夜道で土地勘が無いところだと、(逆走しそうで)危ないと思ったことが何回かある。標識などをもう少し分かりやすくしてくれるといいのかな。」

■長野県から
「(連休で)普段より車が多いので、注意しながら運転している。(逆走は)高速道路の入り口を間違えるのか、想像つかないけれど。」

警察は、逆走しないために「表示や標識をよく確認」するほか「中央分離帯が左に見えている場合、逆走の危険性が高い」として注意を呼びかけています。
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