地域航空会社トキエアの2路線目となる仙台線の就航まで10日となりました。新たな路線への期待と、今後の路線拡大に向けた見通しを長谷川政樹社長に聞きました。

■トキエア 長谷川政樹社長
「いままで仙台が選択肢に上がってこなかった…我々の飛行機は朝晩飛ばすので日帰りでちょっと行ってみようと、この感覚はなかったと思うので。」

1月31日に札幌・丘珠線が就航したトキエア。今月26日には、2路線目となる仙台線が就航する予定で、すでに予約販売が始まっています。

■トキエア 長谷川政樹社長
「新潟と仙台の間に人の流通が多いとデータから出ていた。仙台というと直線にすると近いが行きにくいところもあるので飛行機で移動するべき、あえて移動させるべきと考えている。」

仙台線の価格は9000円から1万9500円。週5日、1日2往復で、新潟と仙台を約50分で結びます。

■トキエア 長谷川政樹社長
「新潟の客と同じくらい仙台に住んでいる人のアクセスもある。これからまだまだPRをやっていかないといけないが今のところ、仙台の客も興味をいただいている。」

今年中の就航を目指す佐渡と首都圏を結ぶ路線については…

■トキエア 長谷川政樹社長
「ご存じの通り佐渡の空港は滑走路が非常に短い890m。そこに今より一回り小さい飛行機を飛ばそうと。空港整備と合わせて飛行機をどう飛ばすのか、一生懸命考えていかないといけない。」

次に就航を目指している中部と神戸線については人員の確保など調整を進めているとしています。