新潟市南区の重要文化財「旧笹川家住宅」で、地元の愛好会や子どもたちがホタルの幼虫を放流しました。6月下旬には、夜空に美しく舞うホタルの様子を楽しむことができます。

放流されたのは、ゲンジボタルとヘイケボタルの幼虫、約1000匹とエサになる巻貝です。成虫とは違うホタルに子どもたちも興味津々です。

■子供(3歳)「(なんかいるね)虫」
■子供(5歳)「(担当者)貝のほうが大きいけど(ホタルに)食べられちゃう。(子ども)手突っ込んだら食べられる？(笑い)大丈夫。」

重要文化財・旧笹川家住宅の小川に放流しました。
■子供(5歳)
「ゲジゲジだった。夜ここに来てみる。」

ホタルは地元の愛好会が育てていて、南区役所と協力し毎年、放流しています。ホタルを自然に繁殖させるためには、きれいな水と周辺に明かりのない環境が必要なため旧笹川家住宅は、無農薬で庭を整備し小川を清掃する活動を続けています。

■母親
「またいっぱいホタルが見られるところになってほしい。」
■味方ホタル愛好会 石塚亮会長
「笹川邸のホタル一番いいのは手の届くところで光るところ。農薬などを使わない唯一の場所だと思っているので自生を目指している。」

6月下旬には、鑑賞会も予定されていて、ホタルが美しく舞う様子を楽しむことができます。