原発再稼働をめぐる県民投票条例案は、本会議に先立ち特別委員会で採決が行われ、反対多数で否決されました。一方、傍聴人の退場をめぐって、議事がストップする混乱もありました。

特別委員会は本会議を前に午前10時から開かれ、各会派の報告に続いて起立による採決に入りました。しかし、採決直後に傍聴席にいた男性が声をあげ委員長が退場を命じましたが、男性がこれに応じず事態収拾のため一時休憩に。議会事務局はその後、「休憩前に議長が議案の否決を明言している」として採決の成立を判断しました。

自民党と公明党、真政にいがたの出席議員はいずれも条例案に“反対”し、“賛成”の意思を示したのは未来にいがた、リベラル新潟と無所属議員の16人にとどまりました。

午後からは本会議が開かれ、修正案の討論などを経て採決が行われます。