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2025.04.03最後の営業日に多くのファン 能登半島地震の影響で水道水沸かし営業も・・・3月末で休館【新潟・小千谷市】

最後の営業日に多くのファン 能登半島地震の影響で水道水沸かし営業も・・・3月末で休館【新潟・小千谷市】
福原栄子女将「心に残る大切な時間」
地元住民や観光客などに長年親しまれた小千谷市の温泉施設が、3月31日で休館となりました。最後の営業日には、多くのファンが訪れ施設との別れを惜しみました。

小千谷市の温泉施設『道の駅 ちぢみの里 おぢや』。3月31日、温泉施設として最後の営業を迎えました。

■ちぢみの里おぢや 福原栄子女将
「お客様に近い接客でスタートしたときからやっているので、会話しながら最後まで楽しむ1日を過ごしたい。」

オープンは1996年。29年にわたって地元住民や観光客らに愛されてきました。
しかし、能登半島地震の影響で配管が損傷し、温泉を汲み上げることができなくなりました。2024年1月からは水道水を沸かして営業を続けてきましたが、利用客は3割減少。新しい井戸の掘削などには約2億円の費用がかかることなどから、所有する小千谷市が休館を決めました。

■小千谷市から
「残念。この風呂ができたばかりのころは非常に喜んで家族そろってきていたが、こういう事態になってしまってしょうがない。」

この男性は、開館当時から毎日通っていたといいます。

■小千谷市から
「みんな顔なじみだが、今日でさようなら。明日からどうしようか。」

館内のメッセージボードには、感謝の言葉が記されていました。

「ありがとうございました」「お体に気をつけて」

閉館の午後6時。女将の福原さんは、玄関前で最後の挨拶をしました。

■ちぢみの里おぢや 福原栄子女将
「心に残る大切な時間をみなさまと過ごせたことを、本当にありがたく思っております。ありがとうございました。」

小千谷市は、今後跡地を観光案内所や物産館などにリニューアルすることを検討しています。
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