2025.04.24畑を荒らすサル…GPSで居場所を特定、長岡市栃尾地区で基地局を新設【新潟】
野生のサルが畑などを荒らす被害が後を絶たず(提供:長岡市)
長岡市栃尾地区では、畑を荒らすなど野生のサルによる被害が後を絶ちません。市では、サルの居場所を特定するGPSの位置情報を強化するため、新たな基地局を設置しました。
こちらの写真は、野生のサルが農作物を食い散らかしたあとです。長岡市栃尾地区では約150匹のサルが生息していて、畑や田んぼを荒らすなど住民の頭を悩ませています。市は、2023年度からGPSの位置情報を活用し、群れの位置や動きをインターネット上で公開する『アニマルマップ』を導入。
さらに、4月21日には位置情報の安定した更新を目的に、栃尾地域にGPSの基地局2台が新設されました。
■長岡市鳥獣被害対策課 酒井億課長
「いろんな技術を活用して捕獲を進めていきたいが、地域住民の協力をいただきながら一体となって(対策を)進めていきたい。」
長岡市では、今後GPSの受信回数も増やし、サルの群れをより正確に把握したいとしています。