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2025.05.07自転車の“ながら運転”なども違反の対象に 青切符導入を見据え県警初「サイクルポリス」発足【新潟】

自転車の“ながら運転”なども違反の対象に 青切符導入を見据え県警初「サイクルポリス」発足【新潟】
主な違反の販促金額の案
県警は、自転車の利用者に交通ルールの順守を呼びかける『サイクルポリス』を発足させました。発足の背景にあるのは、自転車の交通違反に反則金を科す〝青切符〟の導入です。

「サイクルポリス出動します!乗車!」

青い制服を着て、自転車に乗る隊員。7日から活動を始めた県警初の『サイクルポリス』です。
『サイクルポリス』とは、自転車の利用者に交通ルールの順守を呼びかける県警の交通機動隊の部隊です。発足の背景にあるのは、悪質な自転車の運転に対し反則金の支払いを求める〝青切符〟の導入です。警察庁は、青切符を2026年4月1日から始める方針を固めました。

例えば、このような行為が違反に-

■柿木哲哉記者
「イヤホンをしながら自転車を運転しています。周りの音は聞こえているのでしょうか。」

イヤホンをつけて音楽を聴いたりしながら運転した場合は、5000円の反則金が科せられます。そして、スマホを触りながら自転車を運転する『ながら運転』は、1万2000円の反則金です。
他にも、歩道を通行すると6000円の反則金が科せられるなど113の違反項目が対象となっていて、反則金を納めなければ刑事罰の対象となります。

■高校生
「(導入されれば)自転車の使い方がよくなっていくと思います。しっかり気をつけて安全に乗っていきたい。」
■会社員
「路上駐車されているところがある。車道を通るのが怖いので、歩道のほうを通ってしまう。今後(自転車道など)整備してもらうと助かる。」

県内では、2024年は自転車の事故が331件起きていて4人が亡くなっています。また、自転車の『ながら運転』が原因とみられる事故が2件起きています。

サイクルポリスの隊員は、7日、ドライバーに自転車の正しい利用を呼びかけました。

■県警交通企画課 山崎勉課長
「(サイクルポリスで)自転車の交通ルールを周知して、来年の制度に移行していかなければならない。携帯電話を使用したながら運転とか、イヤホンをしながらの運転も控えていただきたい。」

県警は、『青切符制度』の導入後にサイクルポリスが自転車を使って取り締まりにあたることを検討しています。
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